【12:35~14:00】
物理的に人や地域のつながりを断たれ、多くの課題を社会に投げかけた新型コロナウイルス感染症。
このコロナ禍の中で生まれた新たな福祉の可能性も多く存在します。そんな実践を共有しながら、「ごちゃまぜの力をまちづくりの原動力に」する「これからのふくし」のあり方を見つめます。
「テレワーク×共生」
上前知洋(うえまえともひろ)さん
立科町企画課企画振興係主任
★プロフィール★
兵庫県西宮市出身。信州大学大学院総合工学系研究科修了。2010年、長野県職員に採用。立科町への職員派遣をはさみ、健康福祉部で検診制度の設計・推進や産業労働部で中小企業のマーケティング支援業務に従事。2016年に県職員を退職し立科町職員となり、企画部門で主に地方創生業務に従事。社会福祉型テレワーク事業や学生によるアイデアソン事業、関係人口の創出事業を担当している。生涯活躍のまちアドバイザー(内閣官房)
「まちづくり×共生」
速水健二(はやみけんじ)さん
社会福祉法人 佛子園 理事 / B’s行善寺 代表
★プロフィール★
B’s行善寺は「多世代参加による生涯健康、活躍を目指す場所」として内閣総理大臣から認定。福祉サービスやClinic、温泉やフィットネス施設など年間40万人を超える人々が交流する場所となっている。
福祉人材を増やすために石川県の事業として、県内の高校や大学に赴き福祉の魅力を若い世代に伝えていく「介護・福祉の仕事の魅力伝道師」の活動を4年に渡り取り組んでいる。
聞き手
秋葉芳江(あきばよしえ)さん
公立大学法人長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター チーフ・キュレーター
京都市ソーシャルイノベーション研究所 イノベーション・キュレーター
Office SPES 代表
★プロフィール★
IT系を中心とした事業・経営戦略支援等を幅広い分野で経験した後、1998年、自己資金をもとに立ち上げた株式会社法人でソーシャルアントレプレナー人生を本格的に始める。自然環境の保全をビジネスの手法を使って持続可能に、挑戦し、ソーシャルビジネスの黎明~普及と共に歩む。仕組みを変えて社会を変える実績を重ね、社会的な事業と起業家支援に注力する。行政・企業・NPO等の連携事業創出も手掛けている。
著書
『ソーシャル・アントレプレナーシップ ~想いが社会をかえる~』、NTT出版、2007年(共著)
『水をめぐるガバナンス―日本、アジア、中東、ヨーロッパの現場から』、東信堂、2008年(共著)
ファシリテーター
瀧内貫(たきうちとおる)さん
株式会社コトト 代表取締役 / ミリグラム株式会社 取締役
公立大学法人 長野県立大学ソーシャルイノベーション創出センター 地域コーディネーター
★プロフィール★
1978年大阪生まれ長野育ち。地域に根ざし、ブランドデザインや各種広告などのデザインディレクションを手がけるほか、ソーシャルグッドのための活動やプロジェクトをコーディネートするなど、様々な分野の「橋を架ける仕事」として、グラフィックデザイン、コミュニティデザインを基軸としながら活動。単一の仕事に携わるだけでなく、多様なコミュニケーションや複数のプロジェクト企画などを組み合わせた、立体的なディレクションを得意とする。